作品の題材と展示場所を求め、全国を旅するワタリドリ計画


ワタリドリ計画 大原美術館
絵から旅する大原⇔岡山


2020年1月1日-3月15日


絵から旅する大原⇔岡山
大原美術館の収蔵品の中からワタリドリが選んだ13点の絵を倉敷の人たちに見ていただき、「この絵のイメージの場所を岡山県内で教えてください」とお願いをします。
そうして集まった28か所の旅先をワタリドリが旅して、現地で作ったり、旅の印象から作った作品を大原美術館へ持ち帰りました。
ワタリドリ計画としては最長の二年がかりの準備期間を要した展覧会でした。
展示したのは、特大ワタリドリ通信(大原美術館・岡山特別号)、旅の手彩色絵葉書、大原⇔岡山旅日記、映像作品、麻生と武内それぞれの平面作品と陶作品など。
大原美術館の本館全体を使って展示を展開させました!


大原美術館エントランス
大原美術館 2020.1.1撮影
入口にはワタリドリ計画の展覧会看板が設置されています
ワタリドリ通信大原特別号
ワタリドリ通信・大原美術館岡山特別号
大原美術館での展覧会の準備や内容について、特大ワタリドリ通信を発行しました。
/大原美術館アトリウム
大原美術館
大原美術館の名画とワタリドリ計画の「旅日記」「手彩色絵葉書」を並べて展示しました。
/本館第一展示室
大原美術館
ゴーギャン「かぐわしき大地」
ワタリドリ計画が旅した様子を描いた旅日記と、その旅先で撮影した手彩色絵葉書を並べて展示
ワタリドリ計画旅日記
絵から旅する大原⇔岡山・旅日記
《ゴーギャンから旅した、牛窓、水島、種松山公園》
油彩画、木製パネルに柿渋、陶ほか/2019年
大原美術館
《マティスから旅した沙美海岸》《マルケから旅した玉島港》《セザンヌから旅した砂湯温泉》など
/本館第一展示室
大原美術館
この展示室ではクレー、ルソー、ピカソ、ロスコ、李禹煥作品とそれぞれ並べて展示しました。
/本館二階示室
大原美術館
ピカソ「牛の頭」
大原美術館
《ピカソから旅した烏城(岡山城)、千屋牛》
油彩画、木製パネルに柿渋、陶ほか/2019年
大原美術館
李禹煥「線より」
大原美術館
《李禹煥から旅した井倉洞、勝山暖簾、神庭の滝、水島シャッター、鴨方寒干素麺》
油彩画、木製パネルに柿渋、陶ほか/2019年
 
大原美術館
 
第六展示室からは、麻生と武内が岡山の旅を通して作った平面作品、陶、映像などを中心に展示しました。
/本館第六示室
大原美術館
本館第七展示室
大原美術館のワタリドリ計画
絵から旅する大原⇔岡山
パネルにアクリル、陶ほか/2018-19年
大原美術館のワタリドリ計画
絵から旅する大原⇔岡山(部分)
大原美術館のワタリドリ計画
前田寛治《赤い風景》と武内明子《朝を隠す》
 
大原美術館のワタリドリ計画
児島虎次郎《夏のボート》と麻生知子《くらしき川舟流し》
大原美術館のワタリドリ計画
武内作品(画面右、左)麻生作品(中央)
大原美術館
第七展示室
山陽新聞
山陽新聞
2020年1月19日
大原美術館
展覧会に合わせてワタリドリ計画缶バッチもミュージアムグッズとして製作していただきました。
大原美術館展覧会チラシ
 
大原美術館展覧会チラシ
展覧会チラシ